2016年12月25日

美容皮膚科についてA The Ruby nano Q

メリークリスマス!ぎなん皮ふ科クリニック院長 伊藤秀明です。

最近インフルエンザウイルスやノロウイルスが流行していますので皆様しっかり感染対策をしていただき年末年始をお過ごしくださいね!

さて、今回から少しずつ当院での美容皮膚科の治療に使用する機器を紹介していきます。

当院は美容皮膚科の中で、『しみ・美白』治療、『にきび』治療、『たるみ・しわ』治療の3つに特に力を入れていきます。

まず、ご紹介するのはあざ・しみ治療の王道治療であるQスイッチルビーレーザー、『The Ruby nano Q』です。

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ルビーレーザーはメラニンに最も効率よく吸収される694nmの単一の波光を出すレーザーです。

Qスイッチというのはエネルギーの大きな光を『ナノ秒』という超短時間で発射することができる装置です。

Qスイッチルビーレーザーを使用することでメラニンに吸収されたレーザー光による熱が周囲に広がることがないためヤケドや炎症後色素沈着のリスクを減らします。これにより少ない副作用で強力なあざやシミの治療が可能となります。

当院導入の『The Ruby nano Q』は国内において医療機器製造販売承認を受けている機器であり、

太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症についてのこの機器を使用した治療は当然保険適応となりますし、

Qスイッチアレキサンドライトレーザーでは保険適応のない扁平母斑も保険適応となります。

また、QスイッチアレキサンドライトレーザーやQスイッチYAGレーザーでは根治の望めない後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)も治療可能です。

『あざ・シミの区別がつかない』、『保険適応なら治療したいが該当するのかわからない』などお悩みの方はご相談ください。
posted by ぎなんMS at 07:12| 日記