2016年12月18日

予防歯科

こんにちは、なな歯科クリニック院長 伊藤久美子です。

先日、私がこの12月末まで勤務させていただいている朝日大学PDI岐阜歯科診療所で

3ヶ月に1回のメンテナンスに通院していただいていた患者様の最後の診療を行いました。

この患者様は私が担当になった8年前から、一本も自分の歯を失うことなく過ごされて来ました。

そして 最後の日には「長い間ありがとうね。お陰で虫歯にもならないでこれたよ」とチョコレートの差し入れを頂きました。

患者さまからこんなお言葉を頂いて私もとても嬉しく思いました。

DSC_0422.JPG
当院では予防歯科(虫歯や歯周病にならないようにする)に力を入れて行きたいと思います。
やはり定期検診 定期的なクリーニングを行うことで早期発見 早期治療に繋がると思います。

また、PMTCや3DSシステムなどより高度な最新治療も取り入れていきますので、お口の中の悩みなどありましたらご相談くださいね。

posted by ぎなんMS at 15:31| 日記

皮膚外科治療についてB

こんにちは。ぎなん皮ふ科クリニック 院長 伊藤秀明です。

皮膚外科治療の3回目の今回は『できもの』についてです。

『できもの』の治療をする上で最も重要なのは何をおいても『診断』です。

皮膚科で診断と言われてもパッと見て診断するんでしょ?

違います!一昔前まではそうだったのかもしれませんが今は最先端の道具を駆使して確実な診断を行います。

例えばこれ

ダーマスコープ.jpg

シミやほくろのような表面に色のついた病変を診断するダーマスコープという器具です。

これなしでシミ・ほくろ・癌の診断をするのは絶対に不可能です!

また、皮下腫瘍を診断するのに有用な機器はこちらの『エコー』です。

LOGIQ V5 Expert 画像A.jpg

エコーと聞かれると内臓とかをみたりするものと思われるかもしれませんが、

体表面の皮下を痛みなどの侵襲なく観察し、診断するのには大変有用です。

また、手術においては周囲の血管との関係性を観察してから行えるため不用意な出血を予防することも可能です。

『できもの』の診断で皮膚科医にとってこれらの診断機器はもはや必須ともいえ、

その医師が皮膚科医と名乗るだけの最低限の知識と経験を積んでいますという証となる『皮膚科専門医試験』にも

最近ではダーマスコープやエコーにまつわる問題が出てくるくらいです。

当院ではこれまでの年間平均100例以上の手術経験を生かして手術も行います。
(皮膚科クリニックのためメスを使った美容手術は行いません。希望時には信頼できる形成外科のDrを紹介します。)

こちらは切開や止血を行う手術機器です。最新の機器を導入して安心安全に手術を行って参ります。

dualEMC基本セット01.JPG

大きな癌など、当院でできないような大きな手術は連携先の病院へ責任を持って紹介させていただきます。

また、手術してとったものは病理組織検査に提出し、病理医の先生に診断していただきます。

さらに私も今までの研修で培った病理の知識でダブルチェックを行い、癌の見落としを防ぎます。

『ぎなん皮ふ科クリニック』は『できもの』の確実な診断、そして治療・アフターフォローまでを一貫して行って参ります。
posted by ぎなんMS at 07:38| 日記