2016年12月18日

皮膚外科治療についてB

こんにちは。ぎなん皮ふ科クリニック 院長 伊藤秀明です。

皮膚外科治療の3回目の今回は『できもの』についてです。

『できもの』の治療をする上で最も重要なのは何をおいても『診断』です。

皮膚科で診断と言われてもパッと見て診断するんでしょ?

違います!一昔前まではそうだったのかもしれませんが今は最先端の道具を駆使して確実な診断を行います。

例えばこれ

ダーマスコープ.jpg

シミやほくろのような表面に色のついた病変を診断するダーマスコープという器具です。

これなしでシミ・ほくろ・癌の診断をするのは絶対に不可能です!

また、皮下腫瘍を診断するのに有用な機器はこちらの『エコー』です。

LOGIQ V5 Expert 画像A.jpg

エコーと聞かれると内臓とかをみたりするものと思われるかもしれませんが、

体表面の皮下を痛みなどの侵襲なく観察し、診断するのには大変有用です。

また、手術においては周囲の血管との関係性を観察してから行えるため不用意な出血を予防することも可能です。

『できもの』の診断で皮膚科医にとってこれらの診断機器はもはや必須ともいえ、

その医師が皮膚科医と名乗るだけの最低限の知識と経験を積んでいますという証となる『皮膚科専門医試験』にも

最近ではダーマスコープやエコーにまつわる問題が出てくるくらいです。

当院ではこれまでの年間平均100例以上の手術経験を生かして手術も行います。
(皮膚科クリニックのためメスを使った美容手術は行いません。希望時には信頼できる形成外科のDrを紹介します。)

こちらは切開や止血を行う手術機器です。最新の機器を導入して安心安全に手術を行って参ります。

dualEMC基本セット01.JPG

大きな癌など、当院でできないような大きな手術は連携先の病院へ責任を持って紹介させていただきます。

また、手術してとったものは病理組織検査に提出し、病理医の先生に診断していただきます。

さらに私も今までの研修で培った病理の知識でダブルチェックを行い、癌の見落としを防ぎます。

『ぎなん皮ふ科クリニック』は『できもの』の確実な診断、そして治療・アフターフォローまでを一貫して行って参ります。
posted by ぎなんMS at 07:38| 日記

2016年12月15日

デジタル水槽

みなさんこんにちは。岐南ほんだクリニックの本田浩一です。
今回はクリニックの待合室に設置予定のデジタル水槽についてご紹介します。
HV2.png
こんな感じでまるで本当の熱帯魚が泳いでるかのような映像を楽しむことができます。
パターンも魚の種類も豊富に用意があり、優雅に泳ぐ色鮮やかな魚の姿に
つい時を忘れて魅入ってしまうことでしょう。テロップを表示できる場合もあり、
患者様に必要な情報(休診や診療時間変更など)を水槽にてご提供することも可能です。
待合室にはその他にも大型の液晶テレビを設置し、患者様が待ち時間を少しでも快適に過ごせるよう
創意工夫して参ります。
posted by ぎなんMS at 15:49| 日記

2016年12月09日

炭酸ガスレーザー

こんにちは。
なな歯科クリニック院長 伊藤久美子です。

先日炭酸ガスレーザーの勉強会に参加させてもらいました。
今回は、臨床における手技や、効果などを勉強し、最後にはブタの顎骨を使った実習もさせてもらいました。
今までも臨床に取り入れてはいましたが、さらなる使い方、コツを教えて頂きとても勉強になりました。

炭酸ガスレーザーは様々な効果が期待できます。
その効果とは
・むし歯の予防、治療
・抜歯後の痛みの緩和、治癒促進
・腫れている部位の切開(たまっている膿を切って出す)
・口内炎の治療
・歯肉のメラニン色素沈着(タバコやコーヒーによる黒ずみ)の除去
・ホワイトニング
などがあげられます。

EspritP_kirinuki_NewColor_フットなし.png
当院ではこちらのエル・アイ・ビー社のCO2 Espritを導入予定です。

今後も患者さまに最新の治療を提供すべく、日々勉強を重ねていきたいと思います。




posted by ぎなんMS at 22:47| 日記